今
「みんなの意見は案外正しい」を読んでいるのですが、結構いい感じです。最初は本の題名と表紙から、みんなの意見をくみ取って会議を円滑にすすめましょー、みたいな内容の薄い自己啓発本かと思ったら全然違った。
この本は結構米国で売れたようで、先日紹介したPredictably Irrational も新宿の大型書店の洋書コーナーにベストセラー本として置いてありました。もちろん分野によっても異なりますが、向こうのベストセラーはそれなりの内容を伴っているのに、日本のそれはさっぱりという現状はあまりにも悲しい。
恐らく本が売れないので、普段本を読まない層にもとりあえず手にとってもらえるよう「ひたすら易しく簡単に」というアプローチを出版社がとっているからだと思います。しかし、あまりにも内容が無さ過ぎるか、とっくに他の本で述べられていることの焼き直しだったりして、普段本を読んでいる側としては欲求不満がたまります。
投資を始める際、色々本を読んだものの、役に立ったのは海外の書籍ばかりだったのを思い出しました。最近は幾分改善されたかと思いますが、私のような相場歴も浅い、どこの馬の骨ともわからんやつが書いているのも変な話だし、どれもこれも海外の本を易しく書き下した啓蒙書の域を出ていない(かまたは個人の経験をプラスアルファしている程度)のは淋しい気もする。
出版者側がある程度フィルターの役割をしてくれればいいのですが、あちらも商売でやってますから構造的に無理なのかも。そう考えると、なぜアメリカの方が比較的良い本が出ているのか説明がつかなくなってしまうのですが、なぜだろう。。。
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